懐かしい。
ゲームボーイ版の初代ポケモン(緑)以来、実に23年ぶりだ。
ポケモンが巨大なキャラクターコンテンツになろうとは、当時誰が想像できただろう。
当時のゲームボーイは、コロコロコミックか何かでこう揶揄されていた。
「いまだにゲームボ」(うろ覚え)
そう、ゲームボーイというハードは完全にオワコンだったのだ。
新作ゲームが出たところで話題にもならない、はずだった。
「仲間が集まるロールプレイング」
コダックが印象的なゆるいテレビCMとともに初代ポケモンは発売された。
これが爆発的ヒット。
携帯ゲーム機のイメージを塗り替え、ゲームボーイの後継機も次々発売された。
ポケモンはアニメ化され、キャラクタービジネスの地位を不動のものとした。
当然ポケモンの続編も発売された。
のだが、筆者は買わなかった。
既にポケモンに夢中になれる年齢ではなくなっていたのだ。
というわけで23年ぶりのポケモンだ。
せっかくやるのだから、攻略サイトをなぞるだけのプレイではもったいない。
一切、余計な情報を入れずにプレイしよう。
プレイヤーの見た目を選べるらしい。
肌や髪の色を選べるのは、ワールドワイドで売ろうという意思を強く感じる。
ポケモンが世界を相手にした商売になったことを示唆する画面だ。
言語も選べる。
少し迷ったが、とりあえず普通に日本語にした。
ここで初めての試みとして女の子キャラクターを選んでみた。
今まで性別を選べるゲームは全て男性を選んできた。
その方が感情移入しやすいからだ。
ただ、もう少年少女のキャラクターに感情移入というのは無理なのだ。
年齢的に。
むしろ彼らの親世代であり、ヒロシやマスオに感情移入する年頃である。
年齢的に。
むしろ彼らの親世代であり、ヒロシやマスオに感情移入する年頃である。
親視点からは、娘がいる著者にとって女の子キャラの方がしっくりくる。
名前がダサいのはご愛嬌。