【ポケモンSV ランクマッチ シリーズ2】レッドカード型ミミッキュ

概要

積み技を使った相手を無慈悲に流すレッドカード。特性ばけのかわで交代からの確実な発動が期待できる。シリーズ2ではブーストエナジーによる能力アップは交代すると再使用できないため、高火力パラドックスポケモンの対策にもなる。

レッドカード

攻撃を受けると相手を強制的に交換させる。交換先はランダムに選択される。耐久寄りのパーティに組み込むことで、受けきれないほど積んだ相手を流すことができる。レッドカードの効果は、攻撃で力尽きた場合には発動しない。積んだ相手の攻撃を耐える必要があるので、特性ばけのかわとの相性が良い。特性ばけのかわは特性かたやぶりに無効化されるので、みをけずるミガルーサには無力となる。

レッドカードは1回しか使えない。積み技対策としては特性てんねんのポケモンを使う方が優れている場面が多い。しかし、シリーズ2で使用可能となったパラドックスポケモンの特性による能力上昇は特性てんねんが無効。レッドカードであれば流すことができ、ブーストエナジーは再使用ができないため相手はそれなりに痛手になる。ブーストエナジーははたきおとすやトリックが無効で、無力化する手段が限られるので、ここにレッドカードの優位性を見出すことができる。

実際の対戦

ハピナス対カイリューの局面。ハピナスがかえんだまをなげつけるも、カイリューのラムのみに無効化される。結果的にはれいとうビームが正解だったが、カイリューがテラスタルを切ってくる可能性もあったので何とも言えない。りゅうのまいを積ませてしまったが、レッドカード持ちミミッキュが控えているので慌てる必要はない。じゃれつくを耐えるためにカイリューがはがねテラスタルを切り、アイアンヘッドでばけのかわを剥がす。しかし無慈悲なレッドカードで強制交代。交代先のテツノブジンをじゃれつくで処理できるかと思いきや、アイアンヘッドのひるみで動けず。なかなか熱い攻防であった。