- 2022年8月12日~15日のインターネット大会。
- シングルバトル。
- 出場可能なポケモンはピチュー、ピカチュウ、ライチュウのみ。
- ポケモンの重複無しの3 on 3のため、ピチュー、ピカチュウ、ライチュウで固定。
- ライチュウはオリジナルとアローラのどちらかを選択することになる。
- チームは実質的に3匹しか登録できない。よってライチュウのオリジナルとアローラを両方入れておくことはできない。相手がどちらを使ってくるかは先鋒決めの段階で判明していることになる。
- ピチュー、ピカチュウ、ライチュウ(オリジナル)の特性は静電気、避雷針の2種類あるが、この大会には電気タイプしか参加できないため静電気は無効。事実上、避雷針のみとなる。ライチュウ(アローラ)は元々サーフテールのみ。
- 事実上、特性が避雷針で固定されるため、電気タイプの技を採用する意義が乏しい。ライチュウ(アローラ)には半減だが一応有効。
- 同様の理由でライチュウ(アローラ)のサーフテールをダイサンダーで発動させるのは難しく、エレキフィールドを使う必要がある。
- 結局のところ、避雷針にせよサーフテールにせよ特性が活きる場面はほとんど無い。相手がライチュウ(オリジナル)で、自分がライチュウ(アローラ)ならエレキフィールドを使って素早さを上げるのは一応アリ。一応、歌うによる眠りも防げる。
- 言うまでもないがピチュー、ピカチュウ、ライチュウの性能差は歴然であり、求められる役割も明確に異なる。
- ピチューにできること:気合の襷で変化技を使う。具体的には光の壁、リフレクター、甘える、仲良くする等。堪える、穴を掘るで相手のダイマックスターンを消費させる。火力を求めるならじたばたも良いが、猫騙しで気合の襷を無力化されると使えない。
- ピチューの攻撃性能は低いので、相手のピチューは積み技のチャンスでもある。電気玉ピカチュウの高速移動、ライチュウ(アローラ)の悪巧み等。
- ピカチュウは電気玉を持たせてアタッカーにするのが無難か。高速移動を積めれば有利だが、現実的にはピチューが相手でなければ難しそう。
- リフレクターや光の壁の対策に瓦割り。
- 実戦ではライチュウはアローラを採用、先鋒ピカチュウ。
- 実際に戦ってみて、やはり先鋒ピチューでリフレクター等を使うのは悪手だと感じた。かえって相手に積み技を使わせてしまうし、相手のダイマックスターンを消費させる役割を持たせることができない。
- ピチューで相手の積み技を警戒する場合、攻撃技を一応持っておくのも良いが、アンコール、メロメロ、天使のキッス等、相手を無力化する技が比較的有効と感じた。
- ダイマックスを先に切った方が負けるパターンが多いか。特に相手にピチューが残っている場合にダイマックスを切るとピチューを盾にされてしまう。ただ、初手ダイマックスでゴリ押しもそれはそれでやられるとキツい。
- 相手が先鋒ライチュウで初手ダイマックスの場合、それを読んでピチューに交代すれば被害を最小限に抑えられるが、読みを外すと被害が大きく、やはりハイリスクである。現実的にはピカチュウ、ピチューが倒され、こちらがいきなり半壊する試合となる。その時点でダイアースで特防、ダイナックルで攻撃を積まれており、単にこちらがダイマックスを切り返しても勝つのは難しい。ここから巻き返せた試合はライチュウ(アローラ)が悪巧みを積める場合のみであった。相手もライチュウ(アローラ)なら積めるが、ライチュウ(オリジナル)でダイナックルを積んでいる場合はかなり厳しい。
- 逆に言えば、自分がライチュウ(オリジナル)採用で相手がライチュウ(アローラ)採用なら、先鋒ライチュウが安定する。そして相手の先鋒がピチュー以外なら初手ダイマックスでダイアースを使うのが、かなり有効な戦術だと思う。
- 相手の穴を掘るは守るで完封できるが、猫騙しを警戒して守るを使った時に穴を掘るをされると大変悲しい。猫騙しは敢えてもらう方が良い場面も。
- 初日に15戦やって12勝。相手先鋒ピチュー8戦全勝、相手先鋒ライチュウ5戦2勝、相手先鋒ピカチュウ2戦2勝だった(但し相手先鋒ピカチュウのうち1戦は初手降参。参加賞狙いと思われる)。結局、先鋒ピチューが悪いというより、じゃんけんのような気がする。
- じゃんけんだと思えば、なかなか良い大会のようにも思う。参加可能なポケモンが極端に制限されており、パターンも限られているので、初心者でも比較的読み合いを楽しめるのではないか。そういう意味では、このような剣盾としての最終盤の大会ではなく、もっと早くに開催しても良かったように思う。
- 最終的にはガチ勢との連戦で順位を落とし、至って平凡な成績に終わった。相手先鋒ピチューは全勝、相手先鋒ライチュウは勝率3割、相手先鋒ピカチュウは勝率5割だった。
- 反省点はピチューを盾としてしか使えなかったこと。なみのりは有効な場面が少なかった。怖くないピチューは積み技を使われてしまう。したばたを採用すべき場面が多かったように思う。天使のキッスも悪くないが、嫌なだけで何とか対処できてしまうことが多かった。くすぐるなど能力低下技は、結局積まれてしまうのであまり怖くない。
- 穴を掘るは隙が大きく、まもるで完封できるので詰むチャンスになった。もちろんダイマックス技のダイアースは高威力かつ特防上昇効果があるので非常に警戒すべき技ではあった。
- 相手が先鋒ライチュウ初手ダイマックスのパターンでは、ダイアース、ダイスチルで防御面の強化のみをされた場合は、最後に残ったライチュウ(アローラ)が悪巧みを積むチャンスがあることが多く、反撃で3タテできることもあった。ダイナックルを積まれるとかなり厳しかった。
- 同速勝負が発生しやすく運も絡むので、やはりライトユーザーでもワンチャンある大会という意味で、早い段階で開催して欲しかった大会だと感じた。
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