この猿のモンスターは、体毛の色調変化など、ドラゴンボールシリーズに登場するスーパーサイヤ人との共通点を多く持つ。オマージュではないかとの指摘がある。
勿論、赤カブトのオマージュと思しき紅兜の例を出すまでもなく、他作品の影響を受けたモンスターは特に珍しくはない。
というより、大抵のコンピュータゲームは他作品の影響を受けている。ドラゴンクエスト(※1)シリーズでも指輪物語の小人族ホビット(※2)が登場するし、スライムでさえオリジナルではない(大幅に改造されているが)。
話が逸れた。
MHXX G rank Hyper Rajang (Light Bowgun/ Adept Style)
G4 我怒る、ゆえに我在り 獰猛化ラージャン
ブシドーライトボウガン 1乙 10針(12:12) 猫有り
武器:曙光弩【晨風】
防具:ネセト一式
スキル:弱点特効 弾導強化 貫通弾・貫通矢UP 超会心
狩技:絶対回避【臨戦】
足を引き摺ってエリア移動した直後、超遠距離のブレスでまさかの乙。つらい。
獰猛化ラージャンのクエスト名「我怒る、ゆえに我在り」は、言うまでもなくデカルトのCogito ergo sumの邦訳「我思う、ゆえに我在り」のパロディである。
デカルトと言えばこの言葉というほど有名である。個人的には「思う」という訳は語呂こそ良いものの、やや間の抜けた感じがあり好みではない。
夏目漱石は「余は思考す、故に余は存在す」と訳したが、こちらの方がしっくり来る。尚、漱石はこの命題を猫(※3)に「三つ子でも分かる(※4)」と馬鹿にさせている。
話が逸れた。
ラージャンの攻撃はいずれも、速射が入る程度の隙を作ってくれるので、ライトボウガンで戦うにあたってストレスは少ない。
G級行動の飛鳥文化アタックだけは要注意である。非怒り時は2回、怒り時は3回である。非怒り時はともかく、怒り時は正直、安定して避けられる気がしない。
ラージャンに対して縦→横→縦と移動することで避けられるらしい。やや慣れが必要である。アマツマガツチの上空水ブレスのように納刀ダッシュで避ければ確実なのだろうか。今後の検討課題である。
TAKE HOME MESSAGE
飛鳥文化アタックの生みの親は聖徳太子である。
補注
※1:一方でSPI社のロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」にはホビットは登場しない。その代わりにハーフリングが登場する。
※2:神話・伝承に起源を持つエルフやドワーフとは異なり、ホビットはトールキンの創作である。
※3:「吾輩は猫である」の主人公の猫である。
※4:「全てを疑う」という思考実験において唯一存在を疑い得ないものが「我」である、という意味であり、無論実際には三つ子に分かるような代物ではない。
編集履歴
2019.1.24 追記
2019.2.11 追記