ある老婆の話

8/15/2021

その他

t f B! P L

先生、認知症というのは残酷ですね。

主人は仕事熱心な人でした。

子育てもありましたし、二人の時間はとれませんでした。

定年になって時間ができたら二人で旅行に行こうね、と話していました。

でも定年の少し前から、どこかおかしかったんです。

ぼうっとしていることが増えて、忘れ物をするようになりました。

真面目な人でしたから、そんなこと全然無かったんですよ。

定年後はもっとひどくなりました。

同じことを何度も話したり、外出先から帰ってこれなくなったり。

病院で認知症と診断されて、その後もどんどん進んで。

もう会話もできないし、食事もとれないんです。

まだ72歳ですよ。

でも胃瘻とか、そういう延命だけの治療はやめた方がいいのかな。

はい先生、できるだけ苦しくないようにしてあげてください。


老婆は今現在のことのように言ったし、そう信じていた。

今日、担当医は長男と面談し、今後の方針を決めることになっている。

事前情報では、できるだけ自然に看取る方向になりそうだ。

20年前に亡くなった夫と同じように。


AIは手が変になりやすいが魔法使いであれば魔法をかける手続き的な理由で変な手の形をしているとも解釈でき違和感を覚えにくい効果が期待できる

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