【雑文】72歳の医師が飲酒運転で逮捕される

12/23/2020

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先の見えぬコロナ禍、 医療従事者への「感謝」を強要される子供達の報道を聞きながら、無能な者の「何かやった感」の為に立場の弱い者が利用されるのは世の常と思うなどする師走の寒空。

72歳の医師が飲酒運転で逮捕された、とのくだらぬニュースを聞く。警察がサインさせた作文には「午前2時まで日本酒や焼酎を飲んでいました。間違いありません」とあったとのこと。8時半頃、通勤中に物損事故を起こしたらしい。

時折勘違いしている者がいる。アルコールの分解はコンピュータRPGの宿屋のようにはいかない。即ち、寝ればOKではないのである。日本酒1合あたり2-3時間かかると考えてよい。深夜まで呑んでいた場合、翌朝の呼気アルコール濃度が酒気帯び運転の基準を満たすことは大いにあり得る。そのようなことは医師ならば常識の範疇であり、言い訳はできまい。

「ウコンの力」を飲めば大丈夫だろうか。ウコン由来の成分を摂取することによりアルコールの分解がいくらか早まるかもしれないが、過信は禁物である。ウコンは肝毒性があるので、常用や多量摂取も好ましくない。ウコンが肝臓に悪いのは、肝臓を鞭打って酷使する薬なのだとでも考えれば納得しやすい。要するにウコンの効能そのものが肝臓に負担なのである。

さて、医師の多くは酒を好む。タバコを嗜む者は非常に少ないにも関わらず、である。酒の席ではタバコを吸うのが一般的であるから、非喫煙者の酒好きが多いのは他の職業には見られない特徴である。さらに医師は大酒家が多い。飲む量も半端ではないのである。

朝の始業時、アルコールが残っている医師は珍しくないだろう。少なくとも昔は珍しくなかった。二日酔いの身で、回診やら手術やらやっていたのである。飲酒運転に寛容だった時代、飲酒診療にも甘かったのである。実にろくでもない話である。

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